舞台芸術集団「山猫団」主宰・演出家の長与恵里奈

通称「ゾッチさん」のダンスワークショップに参加してきました。

先週、新開地アートひろばにて、高齢者が楽しく動いているダンスワークショップに偶然遭遇。

 「へー、こんな動きも出来るんや。高齢者だから出来ないとかじゃなく、

色々楽しい動きをしたらいいんや。

最近、マッサージしても、動かないと元気にならないんやろな―と思ってたところや。

一回、あの、ダンス指導されている方にお話聞きたいな」

普段、「けんゆう体操教室」で高齢者に体操を教えている私にとって

とても斬新なものでした。

 

新開地アート広場で無料のワークショップを

12月21日（木）までされているのは

長与絵里奈さん。通称は「ゾッチ」。

ワークショップの詳細はこちらを。

 

そのゾッチさんに会いに行って、お話を少ししたら、

「今からワークショップしますけど、どうですか？」と

これは、聞くより体験だと思い

「はい、お願いします！」と参加することに。

 

ダンスと言っても、体の使い方を習う感じ。

もちろんダンスはやったことありません。

でも、マラソンや合気道、中国拳法といろいろ

やっていますが、どれも共通するところがあるんです。

☆こんなワーク724163566.990886

 

それが、効率的な体の動かし方に繋がり、

少しでも患者さんのためになるんじゃないかなと

思いながら、日々稽古しています。

 

ゾッチさんのワークショップでもそんなことを体験できるのではと思いました。

 

まずは脱力の練習。

患者さんもそうですが、体に何か調子が悪いところがある方は脱力が出来ない。

なんだか緊張しているんです。

そういう私もできるかなと思いながら、チャレンジしてみました。

 

ゾッチさんはさすがです。

仰向けになったゾッチさんの手を私が持ち上げます、

手を離すと「バタンッ」腕が落ちます。

「うぉ！すごい音、痛くないんかな？」

 当たり前ですが、意外と手を離されても腕が落ちない方が多いです。

無意識に力が入っているんですね。

そりゃ、そんな状態だと肩がこったり、腰がこったりしますよね。

このワークをした後は、なんだか体が軽くなっていました。

そんな感じでいくつかワークを行ったのですが、

身体をゆっくりと、軽く軽く動かすことで、

体の中心が安定（体幹）、余計な緊張が取れていく感じです。

 ☆こんなワークIMG_1122

「この感覚、なんとか患者さんに還元しよう」
そう思いました。

 

でも、一番印象に残ったのは、

「楽しく身体を動かすこと」

です。

 

楽しくて、身体を動かしたいなー、

腕を伸ばしてみようかなー

足なんか上げたりして・・・

と思ったら、

普段使わない、動かないところまで動こうとしていくんですね。

「そっか、楽しく動くことで、

高齢者の参加者があんな動きをしていたんだな。

なんだか目から鱗だ」

そんな体験ができました。

 

また、体験しに行こう。

 

ちなみに、動画を撮って頂いたのですが、

私の動きは「硬い！」

これも練習ですね。やることが1つ増えました　笑

 

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