「医療と心理からアトピー性皮膚炎を考えるシンポジウムin三宮」に行ってきました。
まずはじめに
代表横井健太郎氏から
今回のシンポジウムの説明がありました。
医者や患者、支援者や支援される人などの
関係性ではなく、フラットなそれぞれの立場から
アトピーについて考えていくということでした。
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〇医学的な視点からのアトピー性皮膚炎
皮ふ科しみずクリニック院長の清水良輔先生からお話です。
エビデンスベイスドの医療の考えの中で、
アトピーは原因探しをしても上手くいかない、
治り方も100人いれば100通りということを教えていただきました。
掻くことが習慣化されている子供に、
掻きはじめたら、家族みんなでバンザイ三唱することで
変化が出た例や
親がお経を読みだすことで変化が出た例の紹介がありました。
ポイントは「ユニークな変化」だそうです。
みんなでユニークなこと考えるの、楽しそうですね。
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〇臨床心理の視点からは、
駒沢大学文学部心理学科八巻秀先生からのお話です。
「アドラー心理学」の視点からアトピー性皮膚炎を語っていただきました。
これはきっとアトピー性皮膚炎だけではないと思いますが、
今の現状から何ができるか。
自分にできることを勇気を持って行動すること。
人は困難な状況下に置かれると次の3つのパターンに陥ることが多いです。
1.かわいそうな自分ダメな私
2.悪いあなた、ダメな他人
3.これからそうするか?
1,2になりがちな自分を、いかに3に持っていくか。
これが問題状況から抜け出すための大きなポイントです。
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全体の中で私が気になった言葉として
「不安」
がありました。
・治らないと思う不安、
・上手く行くかの不安、
・未来への不安。
不安は不安な状況しか生まない。
それを個人のストーリーでどのように乗り越えていくのか。
また、不安を感じながらも、それに対して、
今、自分が出来ることは何か、わずかなことでもいいので、
自分にできることを少しでもやっていく(行動する)。
そうすることで主体的、行動的、未来志向的な発想が生まれます。
行動や発想が変わると、結果は必ず変わってきます。
私は徒手療法を通じて、患者さんの不安が少しでも減り、
患者さん自身が「私の腰痛治るわ」と思えるようなサポートを心がけています。
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腰痛もアトピー性皮膚炎も症状は違えど、
共通点がたくさん見つかったので、参加できて良かったです。
「アトピー性皮膚炎は治らない病気」と思っている人が
多いことがわかりました。
そんな方のお役に立てればと思い、
来年は前に座って、私のアトピー体験談を話せたらなと思っています。
ちなみに「腰痛は治らない」と思っている方には、
腰痛体験もお話出来ればなと思っています。
教え子も参加していました。
学生のときとは違い、すごく熱心に聞いていました。
うれしいことです。
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