こんにちは、神戸、兵庫区で腰痛、スポーツ障害を専門にしている整体院、
けんゆうカイロプラクティックの木村です。
今日は身体の中でスムーズな動きが求められる股関節を動かしている
お尻・殿筋について書いていきたいと思います。
お尻の肉はどんな筋肉なんでしょう。たくさんの筋肉があり
表層に大殿筋や中殿筋、小殿筋。 深層には梨状筋や双子筋、閉鎖筋などがあります。
筋肉の名前はさておき、 表層と深層で役割が変わります。
深層の筋肉は股関節を安定させる働きがあり、
表層の筋肉は股関節を動かす働きがあります。
深層の筋肉がしっかり股関節を安定させることで、
股関節がスムーズに動き 股関節周りの筋肉も柔らかくなってきます。
股関節が柔らかく、スムーズに動くと、腰の負担が減り、
骨盤のゆがみも 減り、その結果、腰痛も軽減することが多いです。
これは骨の構造から考えても、股関節はよく動くことが出来る関節で、
腰椎は少しだけ前後に曲げたり、少しだけ回旋したり と、
あまり動けない 関節構造をしています。
だから股関節がしっかり動き、腰は少し動くだけでほとんど安定 しているほうが
身体にとっても負担が少ないのです。
股関節がしっかり働くように柔らかくなるためのトレーニングが
今日ご紹介するトレーニングです。
①9キロのメディスンボールを壁に向かって投げ上げる。
②落ちてきたメディスンボールをしっかりキャッチ。
パワーポジションで(スクワットのしゃがんだ姿)
③しゃがんだ姿勢からお腹―足―下半身―体幹―上半身の順に
力を伝たえ、メディスンボールを投げ上げる。
*お腹、お尻でメディスンボールをキャッチすることで、
あら不思議、お尻が柔らかくなります。(パワーポジションが重要)
回数は8~10回。週に3回もすればお尻は柔らかく、柔軟性が出てきます。
気をつけてほしいのが、ボールをキャッチした時の姿勢。
スクワットの姿勢なんですが、①膝がつま先より前に出ない②膝はつま先の方向に曲げる③背中は丸まらないです。
メディスンボールをご自宅に持っている人はなかなかいないので、100均でビーチボールでも買ってきて代用してもらってもいいです。
また、必ず壁に向かってほり投げなくても、しっかり真上にほり投げてキャッチするという方法もあります。
膝が痛くなったり、腰が痛くなった場合は、やり方が間違っている可能性があります。
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